仏道式イエデ4コマ、第六百六十三回目「ブーメランポッッポ」を、お届け致します。

私たちがおこなった行動や、自分が発したセリフは、相手に影響を与えるのはもちろんのことです。
けれどもそれ以前に、自らの行動や言葉は、あたかもブーメランのように、自分の心にフィードバックされて波紋を広げます。
たとえば、押しつけがましいアドバイスをしたり命令をしたりしますと、「自分が相手に対して抑圧的にふるまっている」という情報が、心に再入力されます。
結果として、「自分が優しくない言い方をしているということは、互いの関係は緊張関係にあるんだな」という計算処理が自動的に生じますから、言う前と比べて相手に対して身構えるような精神状態が形成されることでしょう。
すると無意識的に、ギコチなくなったり、クサクサした居心地の悪さを味わったりして苦しむことになるのは、自分、ということ。悪業を為すと、その波紋はすぐに心へ返ってきて、さらに楽しめない新たな波を起こしてしまう、あいやー。
そんなときは、「最近、体調どう?」と聞いてみるとか、親しい仲なら相手の口にいきなり食べ物を入れてみるとか手を握ってみるとか、してやるといい。
すると「親しげな行動をしている → ということは相手は味方だな」と脳が無意識的な計算処理をいたします。結果としてそのブーメランゆえに、リラックスして相手と打ちとけやすくなることでしょう。
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また、これまでの4コマをテーマ別に整理して加筆したものが、著書『
煩悩リセット稽古帖』として出版されております。