家出空間[iede cucan]

家出空間 月読寺 iedecafe イエデカフェ

menu >> 家出書店 / iede cucan / 月読寺・・・・・・・ / contact





心の見せる 夢から醒めたら ほんとは こんなに円満に なーんも なくって ハッピーなんて 長い長い 空騒ぎ にまどろみけるかな。

僧侶エッセイ

仏道式イエデ4コマ、第708回目「ポッポ無常」を、お届け致します。




 今回は、ちょっと真面目な4コマです。

 喜怒哀楽の感情や考えに夢中になるなら、考えにふり回され、その奴隷となります。

 では、感情や考えを、どのように扱ったら良いか。最も重要だと思われるポイントは、「扱おう」とするのは止めて、考えというものの性質を観察し、見抜くことです。

 たとえば仕事で失敗しそうになり、「うまくゆかないな」という、モヤモヤした思いがわいてきたとしましょう。

 いつもならばそのモヤモヤに夢中になっていたことでしょうけれども、夢中になるかわりにそのモヤモヤがいつ、どのように出てきて、どう変化してゆくのか、観察してみるのです。

 すると、事態が思い通りに進まないという現実を察知したら瞬時に、嫌な気分が電気ショックのように走り、勝手にモヤモヤし始めていたことに気づくでしょう。

 つまり、目の前の現実に触れるやいなや、即座に不快な思考回路が自動的に駆動しているのです。自動的にということはつまり、「私が考えている」ということでもなく、「私の不快さである」ということでも有り得ません。だって、私が選ぶ暇などなく、0.1秒もかからず電光石火で自動駆動しているのですよ?

 ただ、誰のものでもない考えが、勝手に生じただけなのです。それを皆、「私が自分の意志で選んで考えている」と勘違いしているので、その考えや感情と同化して、余計な苦しみを背負いこんでいるのです。

 それが高速でかつ自動で生じ、しかも高速かつ自動でまた更に別の思考や気分に入れ替わってゆくだけ。

 言わば、その考えの差出人なる「私」はどこにもおらず、その考えの受け取り人なる「私 」も、どこにも見出せないのです。

 そのような、「いつのまにか勝手に生じた」「勝手に消えてった 」という、無常を観察し続けているなら、それらの思考は「私のもの」でも 「私 」でもなく、それゆえ大して興味の湧かないものとなって、意味を失っていきます。

 思考が、心にとって意味を失ってしまえば、もはや思考に支配されることはまったくなくなり、完璧な平安というふるさとに、立ちかえっているのですよ。


最近の4コマをエッセイ付きでお読みになるには、「仏道式イエデ4コマ」頁からご覧ください。


 

仏道式イエデ4コマをまとめた本の二冊目が、『もやもやスッキリ絵巻』として、
一冊目は、『煩悩リセット稽古帖』として出版されております。


イエデ瓦版


:::一行箋:::



:::月読寺子屋:::

10月のreal寺子屋の問答を、1件更新いたしました。


:::説法ダウンロード:::

zazen sessionでの説法を、ダウンロードしてお聴きいただけます。

■1/7@山口
そのいかれた映画に夢中になりなさんな。
見えているものも本物ではないのです。(短編)

■12/24@月読寺
島は無人島。誰も損はしないよ。

これより前の説法はこちら


:::出張講座:::

 

座禅と瞑想の会@なごや new
:3/20(月・祝)
:14:30-(開場受付は14:00-)
:愛知県名古屋市南区呼続一丁目10-23

瞑想ワークショップ@福岡 11月〜3月
:11/3(木祝)&1/8(日)&3/5(日)
:14:00-16:30
:朝日カルチャーセンター【福岡】

瞑想ワークショップ@新宿 1月〜3月
:2017年 1/22(日)&2/26(日)&3/26(日)
:14:30-16:30
:朝日カルチャーセンター【新宿】



:::連載のお知らせ:::


1.「マインドフルネスな日々
  (WEBサイト「幻冬舎plus」にて連載。
毎月ほぼ2回、3日&18日更新)  

2.「思いこみの突破法」
  (小学館「本の窓」にて、月刊連載。
「本の窓」は、本屋さんにてtake freeです。)

3.「自然におまかせのリズム」
  (清流出版「清流」)

4.「人生相談 明日へのヒント」
  (産経新聞にて、およそ月刊連載。)

5.「つながりの引き算
  (毎日新聞にて、毎月第2日曜日に連載。)

6.「「空(くう)」を用いる。」
  (PHP研究所「衆知」)

その他の連載情報については、イエデ書店にてご覧いただけます。


:::執務室の絵日記:::

執務室員による絵日記が、「執務室の絵日記」の頁でご覧いただけます。